采配

季節外れのシャクナゲが一輪、庭に咲いた。少し前だったら、日々の激務に追われ、忙し過ぎて気づきもしなかったかもしれない。
全ては神の采配という表現があるが、この花も意味があって遅咲きを選んだのだろう。そんことを考えながら、この小さな気づきに足を止められることの意味の大きさに、一瞬圧倒されそうになる。

失ったものも大きかった数年が、今、しずかにその意味を変えてゆく。何かを失う経験こそが、人生の深みを味わせ、視界を広げてくれた。実は必要な全てがいつでも今、ここには存在していた。そしてそれは、今後も変わらない。

悲しみや痛みまでもが、感謝に変わる。人も、モノも、あらゆる経験も、そして遅咲きのシャクナゲのはなさえも、出会った全てが愛おしくなる。

全てはやはり、神の采配。



Go Tiny!

大切なものが、すべて「半径5メートル以内」にあると気づくと、人生はもっと素敵になる

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